代表ごあいさつ

理事長 日比野佐和子
日比野佐和子

世界のカンナビジオール(CBD)市場は2020年で約280億ドル(約3兆円)と言われており、今後も拡大する傾向にあります。

特にアメリカでは、2015年に行われたヘンプ栽培の規制解除、並びにカンナビジオールの規制緩和によって市場が飛躍的に成長し機能性食品や飲料、オイル、化粧品などのCBD製品が広く普及しています。また、CBDの医療効果についても世界で様々な科学的研究が行われ、睡眠障害やうつなどの神経系疾患や疼痛の緩和、小児てんかんに効果があることが実証されつつあります。

このような世界的な流れの中で、日本でも厚生労働省がCBD部位規制の見直しや医薬品の輸入販売も視野に入れた改正案を検討する方針を示しました。しかし、その一方で大麻取締法により規制されているTHC(テトラヒドロカンナビノール)成分が含まれている製品も市場に流通していることも報告されています。これらの状況を踏まえて、日本カンナビジオール普及機構は政府との連携のもと国民の健康と安全を守り、CBDの健全な普及を目的に発足しました。当機構は今後、検査機関の確立や製品に対する認証制度などを視野に入れて活動を行なってまいります。

当機構への趣旨に対しまして、ご賛同を頂きご支援を賜りますようお願い申し上げますと共に、設立のご挨拶とさせて頂きます。

一般社団法人 日本カンナビジオール普及機構
理事長 日比野佐和子